誰よりも、あなたに~I NEED YOU~
やっぱり友達っていらないのかな。



そんな悲しい感情がよぎった。


僕は疲れた顔をして周りにいる人に聞こえないくらい小さな声で




『…もう大学生になって1年経つんだぜ………はぁ………まじつまんねぇ………』


なにかとてつもなく不安で寂しい雰囲気になった。


礼のこと、将来のこと、仲間のこと……明日なにが起こるかなんてわからないから楽しいし、不安だし…今、僕は明日、不安な嫌な期待に傾いていた。
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