誰よりも、あなたに~I NEED YOU~
[でもさなんで死ぬこと分かってんのに人って生きてんだろうね?]

トシは僕とかっつんにオレンジジュースを飲み干して言った。



かっつんは久しぶりに美沙紀の携帯に連絡をかけた。


すると、












美沙紀は携帯にでた。







『美沙紀!?』かっつんは目を二倍くらい開いてとても驚きながら言った。

僕とトシは席を勢いよく立ち上がった。



『そうだよ。今まで連絡しなくてゴメンね。』


『今までどこ行ってたの!?すっっっごい探したんだよ!』


美沙紀は今までの経緯を説明した。


『そんなことがあったんだ…いやぁ大胆なことするねぇ~…アフリカに…美沙紀が…すごいな…』

かっつんは全身の力が抜けてしまったようだ。


花のように見えた美沙紀は蝶のように羽ばたいていた。

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