ありがとうとごめんね
「じゃ、やればいいやん」

『てかさっ!龍と紗季ってなかいいの?』

・・・・仲・・・いいのか?

「どう・・・だろうね?」

「今までゲームでしか話したことなかったからねッ!・・」
 紗季が言う。てか、さっきから目を合わせてくれない紗季。
 それにもむかつく。

『なんだ~じゃあ、二人は友達な訳っ!?』

「・・・」
「・・・」
 
『なんだよ!二人ともっ!黙り込んじゃって!』

「いや・・ね?うちらってゲームでは友達だけどリアでも友達っていうのかなっ?」

 やっぱ目は合わせてくれない

「言う・・・じゃね?」

『そっかそっかーー!そういうことかっ!』

「なにが?」

『龍って紗季の事・・・』
 ・・・コイツ。余計なこと言いそうだな。

「はいはいー紗季宿題やるっつってんだから帰るよー」

 俺は隼人を引っ張る

『えっ!ちょっと!!・・・・・ごめんね!紗季。じゃっ!』

「あ・・うん。ばいー」

・・・俺、どうしたんだろう。
隼人と紗季が話してるだけでモヤモヤするってゆーか・・・。
色目使わない紗季がきになる。

これって恋!?

俺恋しちゃった?

 
< 15 / 24 >

この作品をシェア

pagetop