君のトナリ
「もう終わり? なら戻るけど」

「とくかく、もう松山君とは喋らんとって!」

「やなこった」


そう言い残して、3人から離れ、クラスへ戻った。



「松崎! 俺頑張って書いたねんで!?」


揉め事を最終的に作ってる目の前のコイツは、のん気に笑っている。


「ぶー×× めっちゃ汚いから殴る」

「はっ!?」


バシッ――


殴ったった。
ムカツクから。


「痛って~~! だぼ松崎!」

「あ?」

「なんもないっす」

「何で体育会系やねんよ。笑」


笑って言った。
やっぱり、やっ君は楽しい。
いい友達だ♪

< 28 / 60 >

この作品をシェア

pagetop