君のトナリ
”菫へ
金曜日は、ごめん。
菫の言う通り、ゆみ間違ってたと思う。
ゆみは松山くんのことが好きで、隣の菫が羨ましかった。
ずっと松山くんと喋ってて、笑ってて、
ゆみが好きなん知っとうくせに、
何で喋っとんって思った。
松山くんはゆみのモノじゃないのに。
菫がただ単に、友達って言うのもわかってた。
けど、やっぱり許せんかった。
奈留とか呼んだんも、ごめんなさい。
奈留が隣に居たら、菫も謝ってくれるかな
って思ってた。
奈留まきこんだ。
ごめん。
許してくれんかも知れんけど、
ほんまにごめん。
ゆみより”
……やっぱな。
金曜日は、ごめん。
菫の言う通り、ゆみ間違ってたと思う。
ゆみは松山くんのことが好きで、隣の菫が羨ましかった。
ずっと松山くんと喋ってて、笑ってて、
ゆみが好きなん知っとうくせに、
何で喋っとんって思った。
松山くんはゆみのモノじゃないのに。
菫がただ単に、友達って言うのもわかってた。
けど、やっぱり許せんかった。
奈留とか呼んだんも、ごめんなさい。
奈留が隣に居たら、菫も謝ってくれるかな
って思ってた。
奈留まきこんだ。
ごめん。
許してくれんかも知れんけど、
ほんまにごめん。
ゆみより”
……やっぱな。