君のトナリ
「…へぇ、言い返すねんな…?」

「――い……!?」

「もっ回言ってみ…? 聞こえんかったわぁ…」


目つきが…変わった。
そんなあたしと優花のやりとりを、笑い声を殺して見ている雄ちゃんと俊。


「…何もないです……」

「ほら…はよ言いぃや…次はちゃんと聞いといたるからさぁ~」

「何も…ない…です……」


怖い…怖いよぉ~!
< 45 / 60 >

この作品をシェア

pagetop