First Love ~君がくれたもの~
ミリア達に気がついたアトラス兵が追ってきていて、二人に向けて発砲してきた。
「ぐっ・・!!」
その一発がマックスの肩を貫く。
「兄さま!!」
「大丈夫だ」
とても大丈夫だといえる怪我ではなかったが、マックスはミリアの手を引き走り続けた。
兵士との間隔はほとんどない。
間一髪二人は格納庫へとたどり着きシャッターを閉めた。
シャッターの外では兵士が何とかこじ開けようと奮闘している。