明日を信じて


その発作が出て入院していた時に出会った男の子がいた。

その男の子とは病室が同じだった。

その子の体にはたくさんの痣があった。

頭と腕には包帯が巻いてあった。


どうしてなのかはよく分からなかったけど、あたしは元気のなかったその子に思いきって話しかけてみた。

< 10 / 60 >

この作品をシェア

pagetop