俺がお前に生きててほしいから



私はいつの間にか横になって寝ていた。



―――――――
―――――

「葵っほらいい景色ね!」

「うんっお母さん座ろうよ!!」


「えぇ。お母さんね、葵のこと大好きよ。」


「でも…私はいらない子なんだよ…」

「そんなことない。お母さんはいつでもあなたを…葵を必要としてる。」

「お母さん…」


「自信もって。葵はきっと誰かに必要にされてるから。」


―――――
―――――――



「……ッ…お、お母さんッ…ンッ…」

「なぁ、大丈夫か…?」


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