俺がお前に生きててほしいから



なんか寂しそうで辛そうで。


誰にもいえない何かが
あるんじゃないのかなって。



そう思った。


「私もう帰るね。」

「じゃあ俺も。」


公園で別れて、家に帰った。


「たっだいま~」


もちろん返事なんてかえってこないのにね。


私毎回いっちゃうんだ。




その日はすぐ眠りについた。

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