わたあめ。(更新中)






「うん。また明日ね」




大雅くんと別れたあと、
あたしは雅たちのところへ行った。





「結花、みぃちゃんが大変だったよ」




美優が困った顔をする。




「………天宮を殺すわ」



「雅!?」




顔を真っ赤にして、
いまにも包丁でも持ってきて
突撃しにいきそう。




「結花、みぃちゃんを止めてっ」




かなりヤバイぞ……




「……み、雅??」




おそるおそる名前を呼んでみる。




「……結花に手を出した天宮を殺すわ」



「あ、もうこんな時間だよっ。早く帰ろ」




半ば無理やり店から出る。
とりあえず雅を落ち着けないと。




「結花、本当に天宮とはなにもないのよね??」



「当たり前じゃん。なんかあったら相談してるって」


「そうよね!!」






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