わたあめ。(更新中)
「それで龍くん、ぎゅーってしてくれたのっ!!」
「マジで!?」
「リア充してるわね」
ただいま恋バナ中。
昼休み、あたしの席で。
「結花もいいかげん彼氏作ったらどうなの??」
「へ??」
急に前に座っている雅に
話をふられて、
変な声を出してしまった。
「だって美優たち3人の中で彼氏いないの結花だけだし!!」
美優まで……
「だって……恋とか、できないんだもん」
「あ、もしかして出会いがほしいの!?美優、龍くんに頼もっか!?」
「美優、ちょっと黙っててちょうだい」
「………うぅ」
雅、美優の扱いになれてるな……
って、感心してる場合じゃない。
まさかあたしに話振られるとは
思ってなかったからな……
「そのうち恋、できたらいいな……って感じだから、まだまだ先かな」
これ、本音だからね??
「……そう。焦らなくていいのよ、結花」
「好きな人できたら、美優たちに言ってね??絶対応援するからっ」
雅、美優……
ありがとう。
こんな親友、
なかなかいないよね!?