専属☆プリンス ―1st mission―
妄想モードに入りながらつい、顔がほころんでしまう。


天然

夢見心地

ふわふわしてる


友達はみんな私をそうやって言うけど、そうかなぁ…、私おかしくないよね?

誰にだって必ず特別な、自分だけの王子様が現れるはずだもん!


そう思いながら朝の騒動をもう一度頭の中でリプレイしてみる…。


柑橘系のシトラスの香り――


もしかして助けてくれた人の香り…?


必死に香りを思い出す。 すごく優しくて安心できるような匂いだったなぁ。

また、会えたら、いいなぁ…

運命的な出逢いならきっとまた…!



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