紫陽花〜 辛抱強い愛情 〜



『なんて打てばいい?』



『携帯貸してー』


はいはい、わたしには無理だからね
なんて思いながら携帯を渡した


『送っといたよ』


〜〜〜♪〜〜〜


あっ


『メールきた!』


――――――――――


武藤綾斗です!こちらこそよろしく


――――――――――


『仲良くしなよー』



『わかってるよー』



あっ、返信返信!


――――――――――


こちらこそ!


――――――――――


しばらく唯の話を聞いていた


唯は綾斗くんの友達の
如月 楓 くんとつきあってるらしい


聞くのに夢中になって


わたしは時間を忘れていた




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