私の隣はあなただけ





いきなり健ちゃんが怒鳴り始める。


「びっくりした…っ」




「次健ちゃんって言ったら殺すぞ」



華茄は肩を震わせる。


「分かったよ…」




やっぱりぶつかった奴怖い…
武弥助けてー!

私は机に伏せて寝る。




「華茄!」


呼ばれたから顔をあげる。
そこには武弥が立っていた。



「武弥!今日置いていくなんて酷いよっ」




「ごめんな。華茄のお父さんに行っときなさいって言われてさ…。」



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