私の隣はあなただけ
「え!?早くない?さっき遅刻した奴がもうモテてるなんて早い!」
「え?モテるって何?」
藍は目を真ん丸とさせため息をはいた。
「はあ…恋愛とか全く知らないのね…」
と言ったのは聞こえていない華茄だった。
「…華茄、上田といると睨まれるから話さない話し掛けないって約束してね…」
「ん?何故だか分からないけど分かったよ。」
「ありがと~」
「かぁなぁー!」
教室の扉が開いて呼ばれる。