私の隣はあなただけ






「へぇー…まっ分かってたけどね。せいぜい頑張ろうぜ。」



と言うと華茄の所に真っ先に向かった。
拓磨と話している華茄は楽しそうだった。
笑顔で話す華茄達。





「俺…ぜってぇ負けねぇし。」



ボソッと呟く健太郎。


―――――――――――



「華茄ってさ好きな人居る?」




「え!?いっ居ないよ。」



「ぁあ…そうなんだ。絶対落として見せる。」




最後の言葉は聞こえなかった。


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