私の隣はあなただけ






あたしは不安な気持ちでバスに乗る。
あたしは拓磨君と藍は秀樹君。
藍は秀樹君が好きらしい。



あたしは窓側に乗る。
すぐ酔っちゃうから
拓磨君は右側。
その横に美那子と健ちゃんが座っていた。
健ちゃんはもう既に寝ていて美那子が揺さぶってる状態。



「健太郎起きて話しようよ。」





「俺寝るから揺さぶらないで。耳元で煩い。静かにしろ」



健ちゃんは美那子が嫌いみたい……
女の勘かな?




「健太郎ごめんね?」



そう言った頃には健ちゃんは寝ていた。
美那子はあたしの視線に気付いたのかこっちを向き笑顔で手を振ってきた。

可愛い……男が惚れそう……



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