私の隣はあなただけ






「嫌だー!健太郎これだけ食べて?」


美那子の口にはポッキー。
健ちゃんにも口にポッキーやってキスしようとしてるんじゃ…
私は鏡で美那子と健ちゃんを見ていた。
あたしはまた窓側だった。




「は?いらねぇし。」


美那子はしょぼんとしていた。
だっさ…健ちゃんに近づくからじゃん…




「あの~…足立さんですか?」



突然話し掛けられた。
拓磨君はあたしの左で寝ていた。



「そうだけど…」



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