君と私と先輩と貴方。
「わ、解ったてば」

この子は、私の友達の
谷口萌枝(たにぐち・もえ)

大人ぽくって、可愛いの!!

杏羅「翼に聞こえたらどうするのよ」

私は、辺りをチラチラ見渡しながら言った

萌枝「別にいいじゃない?本当の事だし。」

昼御飯のパンを口に入れながら言った

杏羅「・・・でも。恥ずかしいもん・・」

顔を両手で隠しながら言う

萌枝「その言葉・・23回聞いた。」

杏羅「か、数えてたの!?」

萌枝「冗談だけど?」

杏羅「・・・いじわる」

萌枝「杏羅って、からかいがいがあるよね〜」

クスクスと笑いながら私を見る

杏羅「萌枝って・・・Sだよね?」

萌枝「私が? 私は普通のノーマルよ?」

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