天才少年と天然少女
「あの、安西さん。この間の...」


「あの、無理...です。私より、いい人は5万といますから...その...。ごめんなさい!」

もっといい人を探してほしい。


私と付き合っても幸せになんかなれない。


断った後に

みんなが苦々しく寂しげに笑う顔を思うと


体がバラバラになりそうなほど

痛い気がした。


誰か.....


私を守ってください....。
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