天才少年と天然少女
「会長、広町行ったらしいね。」

と海人くん。

「うん。」

と私が言うと

「実は私のいとこが、広町なんだけど、今度の文化祭、来てよって言われてて。海人と約束してるんだけど、朔も一緒に行かない?ねぇ?」

と星加。

「え?邪魔じゃない?」

というと

「ううん。一緒に行こうよ。」

と海人くん。


「うん!!」

私は自分でも気付かないうちに思いっきり

頷いていた。


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