天才少年と天然少女
「そう?」

とイブはまた笑った。


「笑った顔がイブにそっくり。いいなぁ。綺麗なお母さんだし。」

と私が言うと

「朔のお母さん、美人なんだろうなぁ。」

とイブ。

「んー....お母さんかぁ....。わかんないな!」

明るく言って

終らせた。


無理な話。

ぶっちゃけ覚えてないなんて

いえない。
< 65 / 170 >

この作品をシェア

pagetop