天才少年と天然少女
振り向くと、にっこりと微笑む朔がいた。

こいつ.....

「ほんっと。かわいいこと好きだよな。」

と俺が言うと

「えへへー。」

と朔は笑った。

朔は、薄い青に金魚の柄の浴衣を着ていて

長い髪を上でまとめて


金魚のかたちのクリップでとめていた。


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