STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
ウソだよ。絶対ウソ。
あたしはそんなのを
信じれるほど、平和で
ハッピーな頭は持ち
合わせてないんだから。
「とにかく行こう。
どうせ行く所だって
ないんだろ?」
男があたしを引きずる
ようにして歩き出した。
あたしはジタバタもがいて
必死で抵抗する。
でも、大人の男の力に
かなうわけなんてない。
あたしは抵抗もむなしく
男の停めたタクシーに
押し込まれ、行き先も
わからない夜の中に
迷い込んだ――…。
☆☆☆☆☆
_
あたしはそんなのを
信じれるほど、平和で
ハッピーな頭は持ち
合わせてないんだから。
「とにかく行こう。
どうせ行く所だって
ないんだろ?」
男があたしを引きずる
ようにして歩き出した。
あたしはジタバタもがいて
必死で抵抗する。
でも、大人の男の力に
かなうわけなんてない。
あたしは抵抗もむなしく
男の停めたタクシーに
押し込まれ、行き先も
わからない夜の中に
迷い込んだ――…。
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