STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
「できないと言わずやって
ほしいんだけど。

だから報酬だって破格で
用意するんだから」



まぁ那智の考えはいたって
道理だろう。



あたしはあんなすさんだ
歓楽街でしょっちゅう男を
ホテルに連れ込んでる女だ。



お金のためにヤるのなんて平気。


だから大金をつめば今回も
喜んでヤるって、普通は
思うだろう。



……だけどそれは、那智の
勝手な判断。



ホラね。

やっぱりアンタ、あたしの
ことなんて何も知らないんだよ。


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