STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
* * *
それが、夕べのここに
来るまでの出来事。
そしてその後の記憶は……
途中からはもう、ハッキリ
してない。
不感症だなんて大ゲサでも、
あながち嘘じゃなかった。
だけど夕べのあたしは、
なんかもうおかしくて。
あんな姿をさらしたのが
恥ずかしくて、思い出すと
まともに那智の顔も見れない。
「……ん? どうした?
コーヒー苦い?」
_
それが、夕べのここに
来るまでの出来事。
そしてその後の記憶は……
途中からはもう、ハッキリ
してない。
不感症だなんて大ゲサでも、
あながち嘘じゃなかった。
だけど夕べのあたしは、
なんかもうおかしくて。
あんな姿をさらしたのが
恥ずかしくて、思い出すと
まともに那智の顔も見れない。
「……ん? どうした?
コーヒー苦い?」
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