82歳、ベッドの上で②


寒い夜には


おばあちゃんの
お布団に潜り込んだ



私の冷たい足を


温めてくれたんだ



惜しみない愛情を
与えてくれた




大好きなおばあちゃん




おばあちゃんの胸は
抱き付くと安心できて


ぐっすり眠れる
魔法の枕だった



いつしか成長して


おばあちゃんよりも
大きくなっても



時々おばあちゃんの所へ
潜り込んだ



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