82歳、ベッドの上で②


ほら



時が過ぎても

あのぬくもりは変わらない




このベッドの上に
寝ていたおばあちゃん



触れれば温かさが残る



何故か涙が
込み上げてきた



必死にこらえながら


私はシーツのシワを
ピシッと伸ばした



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