82歳、ベッドの上で②


私はおばあちゃんと
もう1度向き合った




そのきっかけをくれたのは



担当の看護師さんと


看護学生の友達




私が私と分からず


どこかの優しい女の子


その認識は覆せない



私はもう一度
おばあちゃんと話そう



しっかり目を見ながら



“初めまして”


そう伝えよう




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