drops
こうして毎日


隣の家、もといわたしの部屋の窓から和葉ちゃんの部屋に侵入して

朝が苦手な和葉ちゃんを起こすのが

わたしの日課。



和葉ちゃん……



わたしが世界で一番大好きな人。


もちろん、恋愛感情で。




物心ついたころから、ずっと

わたしの目には和葉ちゃんしか映ってなかったんだと思う。
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