drops
「羽菜」

「はい!?」



いつの間にか制服に着替えてた和葉ちゃんが

ベッドに適当に座っていたわたしの顔を覗き込んでいた。



「いくぞ?」

「う、うん!」




少女漫画みたいな例えでいったら

向日葵みたいな笑顔をわたしに向けてくれる和葉ちゃんが

目の前にいて



この幸せな世界がずっと続きますように…って


本当に願った。
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