drops
窓の外をのぞくと

中庭に和葉ちゃんと小柄で可愛い感じの女の子が立っていた。



……モヤ…



見たくないのに、本当は目を覆ってしまいたいのに

好奇心の方が上回って、わたしは和葉ちゃんの方を見続ける。



「むむむ…」



もちろん、わたしの和葉ちゃんに対する想いを知っている早苗ちゃんは
軽く頭を撫でてただただわたしをなだめるのであった。


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