Merci ma cherie
日和 SIDE
音色ちゃん…




あたし…


やっていいのかな?



本当にいいの…?





トントン



わっ!



振り向くと



「つっ司君!!」




「今、やろうかな?って思ってたでしょ。」



「あ…うん。でもね、ルイには幻滅されちゃったし、音色ちゃんの事、怒らせちゃったし…。今更受け入れてもらえるのかな…」





「俺は賛成だし、二人も喜ぶと思うよ。」




「そっか…。うん…。ありがとう。明日ルイに言ってみるね。バイバイ!」



あたしが手を振ると司君は照れ臭そうに小さく手を振った。



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