Merci ma cherie
「ちょっと!?」

その人は、なにも言わずに止まった。


あ…


紅林病院…


「こっち」


今度は手をひっぱられ、走らされた。




「はあっはあっ…ちょっと!!」



ガラッ


232?

「ってあたしの病室!?」

誰かいるし!!!


右にいる女の子が、口を開いた。


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