夏の日の出来事
もう1度――
「お前ら、何してんだー!!!!」
たまたま近くを通りかかった先生を呼びとめた子が居て
あたし達のケンカは止まった
とゆうかあたしはただ殴られてただけなんだけど...
そこで今までのことを、他の子達が全部話した
本当のこと言うと、聖夜に惚れた理由はあたしと一緒に居る聖夜だった
1人の聖夜には何も魅力を感じなかったらしい
それってただ、人の彼氏に手ェ出すことなんじゃ...?
なんて思った
聖夜の家に着いたのはもう10時を過ぎていた
「ゆ...由愛!?どうしたんだよ、その顔!!」
「えへへ...ちょっとケンカしちゃって...」
ケンカって程じゃないけど...
「中、入れよ」
「ありがと...」
中に入れてもらえた
「大丈夫か?痛い...だろ?」
「うん...まあね...」
じわじわと痛みが出てきた...
「何した?誰となにがあった?」
聖夜は...やっぱり優しかった
まるで...別れてないような感じで...
あたしをホントに大切に扱ってくれてる
「ガーゼ、ずれそう...」
「聖夜...聞いて...?」
「ん」