夏の日の出来事
「...?」
急に聖夜の手が止まる
「聖夜...?」
チュッと聖夜はお腹にキスをする
「傷、痛々しいな...」
「...あ!!」
隠すの忘れてた...!!
「今更隠すんじゃねえっつうの」
「ちょっ!?」
聖夜は片手であたしの両手を掴む
手、おっきー...
って!!そっちじゃなくて!!
「俺、前も言ったよな?」
「...何を?」
「俺は由愛全部を愛すって」
「...うん」
言ったような気がする...
「傷も...愛すって」
「うん」
それは覚えてる
「だから、隠すな。由愛の全部を...見たいから」
「...///」
顔が一気に赤く染まる
「赤くすんなって」
聖夜も一緒に顔を赤くする