夏の日の出来事


そのまま、傷も洗わずにあたしの家に帰ってシャワーを浴びる


「はぁー...」


知らない間にクラスの女子は居なくなっていた


逃げるのだけは早いんだからさー...


せめてあたしは起こしてけよ...


学校は今日...行くのやめとこ


眠いし、体痛いし...


地面で寝てたし


けど凜乃が心配するかな?


メールでもしておこっと


『ごめぇん。風邪引いちゃって...今日学校休むねっ♪』


すぐに返事が返ってきた


『大丈夫?!帰りに寄ってくよ!!』


『大丈夫だよぉ★明日には復活しまあkr』


『ただのサボりかああ!!あたしもサボりたいし!!』


凜乃とメールすると落ち着く


凜乃が居てくれてよかった~


傷が目立つかなぁ...


「コケたってことでいいか...」


あー、体がダルい...


あ、聖夜にメールしておこうか...


携帯を握ってベッドに座る


だけど、いつの間にか横になっていた


「ふわぁ...」


欠伸が出る


眠たい...


そのまま、眠ってしまった








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