心の隙間...元風俗嬢の恋


「あっ・・・・」


真也さんは、
イッて
またくるねと
言って帰った。




「ふう・・・」


あたしは給料をもらいに
フロントへ向かった。




「美桜ちゃん、おつかれさま。」



「おつかれさまです。」


あたしは中の封筒のお金を
数えて

サインした。


今日のあたしの値段。



15万円。




オープンラスト

いわゆるプンラ。


朝から晩まであの個室でしか
生きてない。



あたしはヴィトンの
バックを片手に


カランカランと

音のするドアを開けた。


< 3 / 17 >

この作品をシェア

pagetop