それでも…
「俺シャワー浴びてくるわ」
「うん」
ここは彼氏、桜輝の家。
桜輝は馴れた手つきでタンスから自分の服を取り出し、シャワーを浴びに行った。
私はすることもなく、ボーッとしていた。
――携帯がなった。
桜輝のだ。
ディスプレイには『晶奈』と表示されていた。
「うん」
ここは彼氏、桜輝の家。
桜輝は馴れた手つきでタンスから自分の服を取り出し、シャワーを浴びに行った。
私はすることもなく、ボーッとしていた。
――携帯がなった。
桜輝のだ。
ディスプレイには『晶奈』と表示されていた。