トキのカナタへ


(…ふっ、イケメンなんてねぇ、顔が無駄にいいやつなんてねぇ…………………





…………高確率で性格悪いんだよ!!!


確かに目の保養にはなるとは思うけど……けど絶対関わりたくない!!!!!!

何があっても関わらないんだから!)




――――しかし、この誓いはすぐに破られることとなる。





「…………でね、そのときあいつが……………あれ?颯(はやて)?」


今まで会話に夢中で気づかなかったらしい捺綺が彼らに気づき、名前を呼んだ。




どうやら知り合いのようだ。


―――――しかも、結構親密な関係。



その証拠に…………


「あっ、昊(こう)ちゃん!!」


千鶴が、3人の中の1人に抱きついた…


< 15 / 22 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop