彼氏Get! アイリス・須川愛里のひと夏の恋
‡-私、彼氏をGetしたの
期待外れの合コンに気持ちが滅入っていた時だった。
「実は私、彼氏をGetしたの」
ニコニコしながら、こう語るのは一緒に参加したアイリスこと須川愛里だ。
大学構内の学レスで、私と一緒に昼ゴハンを食べていた時だった。
アイリスはソッと、合コンでの行動を話し聞かせてくれた。
これが又、うらやましい話しで。
「Getしたって、どの男とカップル成立していたの?」
コーヒーをちびちびやりながら、アイリスは答える。
「チコの斜め前に座っていた参加番号6の男よ」
「参加番号6の男? えーっと。誰だったっけ?」
「会社の社長の1人息子。覚えてなーい?」
会社の社長の1人息子。
そう言えば…
そんなヤツ、いたよね。
「何て言う名前だった?」
顔は思い出したけど、名前が思い出せない。
「後藤雅治よ」
「後藤雅治…」
「実は私、彼氏をGetしたの」
ニコニコしながら、こう語るのは一緒に参加したアイリスこと須川愛里だ。
大学構内の学レスで、私と一緒に昼ゴハンを食べていた時だった。
アイリスはソッと、合コンでの行動を話し聞かせてくれた。
これが又、うらやましい話しで。
「Getしたって、どの男とカップル成立していたの?」
コーヒーをちびちびやりながら、アイリスは答える。
「チコの斜め前に座っていた参加番号6の男よ」
「参加番号6の男? えーっと。誰だったっけ?」
「会社の社長の1人息子。覚えてなーい?」
会社の社長の1人息子。
そう言えば…
そんなヤツ、いたよね。
「何て言う名前だった?」
顔は思い出したけど、名前が思い出せない。
「後藤雅治よ」
「後藤雅治…」