愛してください
俺達は屋上をでて、
教室に向かった。
俺達は二人ともS組だった。
ブーブーブーブー
昴「あっ!俺だ。
もしもし、─あぁ、わかった。
じゃぁな。プッ
悪ぃ恋夜。急用が出来たから
行くは。じゃ-な!!」
恋「あぁ。またな」
俺は1人でS組へ向かった。
教室に入ると、ケバ女達が騒ぎ出した。
香水臭くてキモチ悪ぃ。
俺はそれを無視して自分の席に座った。
俺の席は1番後ろで、
隣の席にはケバ女達とは
違うほぼスッピンだった。
だか、この女は化粧をしなくても、
可愛いらしかった。
こいつが昴の言ってた柚利亜か。
俺がほっとかないわけだ。
今もこの女を男がチラチラ見てさ
顔を赤く染めている。
まぁ、俺には関係ないが…。