愛してください
教室に行くまでに私は
軽蔑の目で皆に見られた。
─ガラ
やっと教室について中に入ると…。
クラス「─あの噂の女と同じクラス
なんて最悪ですわ。」
クラス「ちょっと可愛いからって
調子のってるのよ。」
クラス「よく学園に来れるよなぁ。」
─クラスでは私の噂での悪口ばかり─
─このクラスも皆一緒ね…。
自分の席を確認した所、
私は窓側の一番後ろだった。
席に座り、隣を見るとまだ来ていないみたい。
─ガラ
担「おーぃ!!席に着けー。
今日からお前らの担任になる
高峰 和馬(Takamine Kazuma )だ。
よろしくな。」
担任の挨拶が終わると…
女「キャ──!!素敵──!!」
女子達が騒いでいた。
それもそのはずだろう。
担任は黒髪だけれど、青の
メッシュが入っており、美形で
女達がほっとかない程の
様姿である。
─ガラ
?「…………………。」
女「キャ───!!
超カッコイイ───!!
付き合って────!!」
担「あぁ~!!
西条 恋夜か。早く席ににすわれ。」
恋夜やと呼ばれた男は
茶髪に翠の瞳で何もかも
見透けられそうな感じだった。
その男は私の隣らしく女には
嫉妬の目で見られた。
女A「何であの子の隣なのよ!!」
女B「私達の西条様が汚れるわ」
など、言っている。
私だってなりたくてなった
わけぢゃないのに…。