アカイイト。



「そのアカイイトは、人の死を操る糸なんだ。


ちっぽけな人間にそんな大層な糸を任せられないだろう?」


「でも、殺すなんて!!!」






その時、目の前が、黒雲に包まれた。


「―――――!!!!」



「さようなら」





バスン、



―――――――――――――――――――――――




後日、その野原には、一人の少女の生首が、見つかった。







End
< 11 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop