放課後のスウィート♥タイム
見慣れない道の中、
私は張り切って自転車を走らせた。

その時・・・

コトンっ

携帯がポケットから落ちてしまった。
高校生になったからと言って、カッコつけてポッケに居れてたのが悪いのだろう。
とその時、

「はい」

私の携帯を手にしていたのは、
オレンジ色に光る髪をした少年。

かっこいい・・・

思わず口からこぼれそうだった。


「あ、ありがとうございます」


そう言うと、少年は微笑み、行ってしまった。

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