チビなアイツ
5、6時間目は
イライラしてまったく集中できなかった。


ー放課後ー
「め~い!!」

「奈湖ちゃあん!!帰ろ!」
「うん♪」

「またアイツ…」
女子が寄らない訳がない。
周りには数人の女子が
居る。

向こうがこっちに気づいたのか手を振ってくる。

「デ~カ~女」

「黙れ。」

「デカ女さん。怖いね~」
黙ってほしいよ…
コイツ。

「チビ男~もっと大きくなろうねぇ~」
嫌みったらしく言ってみた。

「奈湖ちゃん帰ろ。」
「ちょっと、芽依!?」
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