チビなアイツ
ー家ー

「ただいま。」
ため息をはきながら
あたしはリビングに向かった。

「は。ねぇちゃんおかえりぃ!」
「ただいま。」

「なに?疲れてんの?」

「うん…」

「マッサージでもしてやろうか?」
「まじで?!ありがとう♪」
ゴロンとソファーに寝転んだ。

「こりすぎだろ。」
顔をしかめて肩をもんでいる。
「でしょ。」

ニヤ。
「すきあり!」

「は!?」
音夜はあたしの背中に乗り
胸を触った。

「っぁ!」
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