チビなアイツ
「もぉぉ!!//」

顔が赤い事くらい分かった。

そのまま家を飛び出して
行く宛もなくフラフラしてた。

「今、何時だよ。」

携帯の時計をみると
8時35分。

冬だからもちろん真っ暗。
正直。怖い。

「こ、怖いっ!!」
家に帰ろうとすると
向こうからなにかが走ってきた。

「アタシにもとうとう霊感が!?」しゃがんで
顔を手で覆った。

「…っう。ぎゃ。」

「大丈夫かよ。」

「な、なにか喋ってる!」

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