チビなアイツ
ヌル…

「ビクンっ!?//」

いきなり入ってきた
暖かい物体。
し、舌?!

無意識に肩がビクンと跳ね上がる。

光雅君が一旦、唇を離した。

「感じてた?」
ニヤっと不気味に笑う。

「あたしの事なんだと思ってんの?!おもちゃ!?遊び道具?!感情もないくせに!やめ…てよ…ぉ」

涙が零れた。
別に光雅君が好きな訳じゃない。
ただ。悲しかった。


「…ごめん。」

「う。ヒ…ク」

「俺はお前の事おもちゃだなんて思ってない。」

「…?」

「俺はお前がす…!!」

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